エンジニアリング事業部

エンジニアリング事業部のテーマを『2030年への挑戦！循環型社会に向けた省エネルギー革新技術』とし、SDGsおよび地球温暖化防止の環境対策として、CO2排出量が少なく、省エネ性に優れた最先端の製品を開発し、社会に提案します。また窒素循環型社会、炭素循環型社会に向けて、アンモニア及び有機溶剤の再利用の実現を目指します。

エンジニアリング事業部には次の特徴があります

１．業界トップクラスを誇る蒸発・蒸留の省エネ技術
当社は1999年にNEDOの研究開発プロジェクトで理論上最高の省エネ性能を持つ「HIDiC（内部熱交換型蒸留塔）」の世界初の実証実験に成功。その後もMVR（自己蒸気機械圧縮）型蒸留装置、「省エネ型汎用ヒートポンプ式アンモニア回収装置」等、省エネ型蒸留装置・回収装置を開発しており、蒸発・蒸留の省エネ技術においては業界トップクラスの技術力を有しています。
HIDiCについて https://www.kcpc.co.jp/product/envi/hidic/

２．EMPC（設計、製造、調達、建設）の一貫したエンジニアリング
プラント建設業界では一般的に「EPC」（Engineering（設計）、Procurement（調達）、Construction（建設）の略）が知られていますが、当社はこれに「Manufacturing（製造）」の「M」を加えた「EMPC」（商標登録済み）を提唱しています。当社はプラントにおける設計、製造、調達、建設のエンジニアリングを一貫して対応します。

1．省エネ型蒸発・蒸留装置・・・ヒートポンプ式/MVR型蒸発・蒸留装置
2．化学装置・・・各種蒸発・濃縮装置（液膜降下式蒸発濃縮装置、薄膜蒸発機等）、培養・発酵装置、蒸留装置、コンデンサ内蔵型高真空対応薄膜蒸発機
3．塔・槽・熱交換器・・・熱交換器・塔・槽・タンク・サイロなど各種圧力容器のハードウェア設計、プラントエンジニアリングに基づく機器設計・製作
4．EMPCエンジニアリング・・・プラントにおける設計、製造、調達、建設のエンジニアリングを一貫して対応。P&ID・配置図の作成から、架構、配管、電気・計装設計までのすべてに対応可能
5．開発・その他装置・・・CO2削減に貢献する化学装置の開発、種々のラボテスト、分析、実証テスト

１．業界トップクラスの省エネ技術を通じて地球環境保護・SDGsに貢献できる
蒸発・蒸留プロセスは化学産業全体の40％のエネルギー消費を占めると言われています。当社は業界トップクラスの蒸発・蒸留装置における省エネ技術を有しており、化学プラントの省エネ化・CO2削減に挑戦しています。また窒素循環型社会、炭素循環型社会を目指してアンモニア及び有機溶剤の再利用を実現します。このように、事業を通じて地球環境保護・SDGsに貢献できる仕事です

２．幅広い業界のプラントのエンジニアリングを幅広く経験しスキルアップができる
エンジニアリング事業部のお客様の業種は多岐にわたります。規模・種類が様々な設備・装置に携わる機会があり、経験を積み技術を蓄積することができます。またプラントにおける設計、製造、調達、建設のエンジニアリングを幅広く経験しスキルアップすることができます。

木村化工機とは