開発部

　化学装置の省エネルギー化や、バイオマス利活用設備、反応や抽出、有機物の高速加水分解に使える水熱反応装置、飲料・薬剤・化学品・廃棄物などの濃縮や精製に用いる膜分離設備などの開発を手掛けています。また、お客様の設備・装置の設備診断、防食技術や材料選定技術の提供により、お客様の装置を長く運用するための提案を行っています。テスト・分析については、種々のラボテストをはじめ、ベンチスケールテスト機による実証テストも実施しており、最新の計測・分析機器を駆使して、信頼性の高いデータを提供し、お客さまの確かな機種選定と装置計画・導入を支援しています。設備診断は、不測のトラブルを防ぎ、装置の安定操業や長寿命化に寄与し、お客様の設備保全に役立つ情報を提供するなど、大きな役割を担っています。​

　市場環境の変化を見据え、3R（リデュース、リユース、リサイクル）や再生可能エネルギーの利用、バイオマスの利活用分野等、積極的な技術開発に取り組んでいます。​

　蒸発濃縮テスト（ビーカースケール）、薄膜降下式蒸発・蒸留テスト装置、薄膜蒸発機テスト装置、高真空薄膜蒸発機テスト装置、二軸スクリューフィーダーテスト装置、平膜試験装置、連続式膜分離試験装置、メンブレンバイオリアクター、分析・計測機器​

　専門性の高い設備・装置の開発や、設備・装置でのテスト・分析、設備診断に携われることが魅力です。新規技術や市場調査、特許調査等も重要な業務のひとつです。​

　社内の勉強会や日常の業務を通じて、様々な装置の運転手法や基礎知識及びデータ解析方法を習得することにより、化学工学の知識が向上し、プロセスへの理解が深まります。​